レベルの高いひつまぶし

Après nous le déluge

芥川賞

俗にモノが売れなくなる2月8月を指してニッパチというが

本も例外ではなく、この時期に売れなくなるので

プロモーションとして芥川賞と直木賞を始めた菊池寛

やっぱり小説家としてより経営者として優秀だったんだと思う。

 

第148回の芥川賞が発表された。

黒田 夏子さんの「abさんご」

 

ここで冒頭部分が読めます。

http://www.bungaku.net/wasebun/pdf/WB25WEB.pdf#page=4

 

横書き、ひらがな、固有名詞なし

蚊帳を「へやのなかのへやのようなやわらかい檻」

蚊を「 かゆみをもたらす小虫」

とても不思議な文体だけど読んで行くうちにピントがあうとスラスラ読めそう。

 

75歳の人が書いた文章とは思えないね。

 

芥川賞はその選考委員を含めた周辺の話も面白い

有名なのは翻訳家の大森望さんと書評家の豊崎由美さんの

文学賞メッタ切り」だろう

 

昔は本で出てたけど今はラジオで聞ける

第285回 ラジカントロプス2.0文学賞メッタ斬り!SP(第148回予想編)

 ※音が出ますよ。

 

しかしラジカントロプスって80年代な名前。。。。

あと豊崎さん、あの水森亜土みたいな帽子やめちゃったのね

東京メトロの掃除のおばさんに間違えられたのかな?

 

なんて話はどうでもよくて

いやー文体は特殊で蓮見先生が激賞するのはよく分るけど

そのうち飽きちゃいそうというのと

で、意外と中身は普通で「銀の匙」思い出したって可笑しい

 

灘で6年間かかって教えちゃうぞ、という話である。