宝くじは別名、「愚者の税金」というらしい
まぁそれくらい当たらないって話だ。
そもそもギャンブルはやらないことにしている。
論理的に、なぜ自分が勝つか・儲かるかが説明できないものは全部ギャンブルだと思っている。
自民党に政権が戻って株価が上がるだろうってのは僕にも予想はついたけど、じゃあどこの株が上がるか説明のつかない段階で、僕にとっては株もギャンブルになる。
いわんやパチンコ、宝くじである。
でも元が好きなので広告をみるとちょっと買ってみるかな、と毎度思う。
そんなときはこのサイトを見ることにしている。
web宝くじシミュレータ
http://homepage2.nifty.com/kaz/takarakuji/sim-nenmatsu.html
※クリックするといきなり計算し始めるけど。悪いサイトじゃありません。
ここで3分も動かしてみると、いかに当たらないかが分り冷静になれる。
あと、それもままならないほど切迫した思いの時は
都市伝説のように巷間囁かれている
「日本一高額当選者が出ると云う西銀座チャンスセンターで買っても、1等が当たる確率より、そこに車が突っ込んできて事故にあう確率の方が高い」という話を思い起こすことにしていた。
でも今日ふと「この売り場で高額当選が出ました」と並んだ看板を見て思った。
「本当か?」
もし本当だったら、結構な割合で宝くじ売り場の横に「交通事故発生現場」の看板もあるはずだよね。
そのうち何割かはひき逃げになっちゃうだろうから、そうしたら情報提供の看板も出ているはずだし。
第一実際にそんなことが起こったら絶対にニュースになるはず。
「宝くじ売り場に乗用車突っ込む」
「くじより先に車に当たる」とかなんとか
年末ジャンボで68本1等が出るわけで、それより高確率というなら
「今日は富山で3台、当たると評判の宇部で2台が突っ込みました」
とならなければおかしいはずだ。
ちゃんと調べてみよう。
まず昨年2012年の交通死亡による死者が年間で4411人
随分減ったね。
日本の人口が昨年12月の総務省統計局の試算で1億2752万人
だから日本に住んでいる人が国内で1年間に交通事故で死んじゃう確率は
0.00003459倍--------Aとします。
宝くじの1等が当たる確率は1000万分の1だから
0.0000001倍-----------Bとします。
見掛け上A>>Bなのであんな噂が出てきたんだろう。
でもこのAを365で割ると
0.0000000947689倍になる
これってBとかなり近くね?
つまりこういうこと
ジャンボ宝くじの1等が当たる確率は
その日に交通事故にあって死んでしまう確率とだいだい同じ
すっきりしました。
交通死亡事故の定義が24時間以内の死亡だから「その日に」は変だ
とか言わないように。
でもこんなことを言うと
「わざわざ1枚だけ宝くじを買う人なんかいない」と反駁してくる輩がいるよな。
そんな人向けには
今や前後賞も1億円なので1億円以上当たる確率は1000万分の3
0.0000003倍-----------Cとします。
確か確率論的には単純な足し算じゃなかった気がするけど、まぁいいや
さっきの年間交通事故死者÷日本の人口をもう一回出すと
0.00003459倍--------A
宝くじは通常10枚のセット売りだから
それを10セット(100枚)買ったとすると
1億円以上当たる確率はCの100倍になるので
0.00003倍
だから言えることはこう
年末ジャンボ宝くじを100枚買っても
1億円以上当たる確率より
1年以内に日本国内で交通事故にあって死んじゃう確率の方がちょっと高い
交通死亡事故が無くなりますように。
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