レベルの高いひつまぶし

Après nous le déluge

情報発信

毎年観光シーズンの秋になると「都道府県魅力度ランキング」というものが発表される。

だいたいいつも北海道がトップで、東京、沖縄、京都がそれに続く

 

そして最下位はいつも茨城、ブービーは徳島だ。

 

でもうちの会社に旦那は茨城、嫁さんは徳島という人がいるけど、子どもたちは楽しそうに両方の田舎へ行っているので、この順位は、あくまで観光地としての魅力なんだろうと思う。

 

強いところは、言わずもがなの観光資源がたくさんあるところだから簡単だけど、ワーストに並ぶ県名を眺めていて、あることに気が付いた。

そこの県に本拠地を置く民放テレビ局が少ない県の順位が低い気がする。

去年のワーストの順位とTV局の数を見ると

ワースト1 茨城県(0局)

ワースト2 徳島県(1局 四国放送

ワースト3 佐賀県(1局 サガテレビ

ワースト4 栃木県(1局 とちぎテレビ

ワースト5 埼玉県(1局 テレビ埼玉

ワースト6 群馬県(1局 群馬テレビ

ワースト7 鳥取県(3局 山陰放送日本海テレビ、山陰中央放送)

ワースト8 岐阜県(1局 岐阜放送

ワースト9 福井県(2局 福井放送福井テレビ

ワースト10 滋賀県(1局 びわ湖放送

こんな感じだ。

ワースト10で2局以上あるのは鳥取と福井だけ

しかも鳥取は隣の島根と合同の民放なので、実質は1.5局ということだろう。

 

東京に住んでいると、地方にTV局が何局あるかなんて意識しないけど

上に書いた県以外で少ないのは

山梨と宮崎が2局体制

魅力度はそれぞれ25位と20位とそれほど低くない。

他に3局体制の県を書いておくと(鳥取と同じ理由で島根は入れません)

沖縄(4) 青森(19) 富山(22) 大分(23) 秋田(24) 高知(32) 山口(36)

 

ここで問題にしているのは、その県を本拠地としている民放TV局の数だ。

茨城県を0と書いたけど、見るだけだったら北関東は全民放が東京の電波で見ることができる。

でも、地元を回って取材するローカルTV局がないよね、という話をしているのだ。

もちろん、在京TV局も営業エリアである北関東や埼玉県の取材もするけど、どうしても東京中心になってしまうのは当然だろう。

だから巣鴨武蔵小山商店街の特集は目にしても、千波湖の特集は見ることがない。

 

何を言いたいのかというと、地元のTV局が地べたを這いずり回って取材した情報を、夕方や土日の昼間なんかに流すローカルワイド番組(北海道だと、どさんこ〇〇みたいな)でエリアの魅力を掘り起こしていないことが魅力度の低さにつながっている気がしてならないということ。

 

つまり、情報発信力と魅力度は比例する、という仮説だ。

なんとなくだけど、たぶん当たっている気がする。

 

(追記)

この理屈でいうと地元ローカルTV局が1つしかない県(府)がもっとたくさんあった。

千葉、神奈川、三重、京都、兵庫、奈良、和歌山

 

このうち、千葉や神奈川は東京に近いし、東京のローカルワイドでもよく取り上げている気がする(少なくとも千波湖よりは)

なにしろTDLもあるしね。

 

三重は、名古屋の広域放送が5局あって、それを愛知、岐阜、三重で割るから、どローカル局と合わせると実質3局ぶんくらいになる(岐阜も同じだけどね)

 

そして関西は、テレビ東京系のテレビ大阪大阪府限定なので4局を、大阪、京都、兵庫、滋賀、奈良、和歌山で割るので、一見少ないように見えるけど

ここで問題になってくるのが、自社制作の番組割合だ。

ローカル局は、そのほとんどを中央のTV局の番組を流すことで成立している。

スポンサーもくっついてきて流せばいいので楽な商売だ。

自社制作の割合は、在版局で30~40%、名古屋が25%、福岡、札幌が20%

やはりTV局の規模が小さくなると自社製作は下がる。

徳島の四国放送は2000年のデータで13.5%

その後、おはよう徳島が終わったりして日テレの番組の割合を増やしているらしい

理由は徳島県内のケーブルテレビで日テレの放送を流させないためらしい

つまり、関西はローカルといえど自社製作が多いので、その分地元情報が多いということを付け加えておきます。