西武新宿線

練馬区に引っ越した。

駅で云うと上石神井になる。

急行で高田馬場から2つ目

今日で3日目になるが非常に快適である。

お金も手間もかかるけど引越しはいいね

それまでの色んなものが一旦チャラになるこの感じ

 

そして使う電車も中央線から西武新宿線になった。

この電車、鉄オタ的にはなかなか面白い電車だ。

まず東京のターミナル駅に繋がる私鉄で

唯一都心までの相互乗り入れがない。

ゆりかもめ東京モノレール日暮里・舎人ライナー

 そもそも軌道が違うんで無理だから除く)

一応、高田馬場での東西線との相互乗り入れ計画があるみたいだけど

高田馬場の駅の狭さと、石神井川の地下水系への影響もあってか

あんまり具体的に話は進んでいないようである。

 

あと、戦前の東京市は山手線の内側に私鉄を入れない方針を取っていたんだけど

ここと京成だけが例外的に内側まで延伸している。

たしか京成の方は、お召列車を上から見下ろす形になる可能性があるとかで

延伸の時は御前会議が開かれたらしい

まぁ西武新宿線の方は遠慮がちに下くぐっているけどさ。

 

そして馬場から新宿まで繋がっているけど

結局、最後の今はヤマダ電機になっているあたりの権利関係が複雑すぎて

あのピストル堤をもってしても地上げ不能

JR新宿駅と繋がっていない歌舞伎町横の変な位置に西武新宿駅はある。

せっかくJRの駅ビルであるルミネエスト(旧マイシティ)の2階部分は

電車が乗り入れできる強度で造ってあるのに。。。。

まぁ6両分(4両説もあり)しか長さがないから

今さら使うのは無理だけどね。

 

石神井の駅は穴場的にけっこう便利で

僕がこれまでわざわざ吉祥寺や荻窪まで出かけていた「キラーショップ」が全部ある。

ただしこれが全部南口側にあって僕は北口に住みだした。

そこで問題になってくるのが踏切だ。

 

昔から西武の踏切は待たされることで有名だ。

口の悪い人は「あの鉄道会社はケチだから踏切事故が起きてコストがかかることがないように意図的に他の会社より踏切の時間を長くしている」とまで云う人がいるが

実際に測るとそんなことはないようだ。

ただ、西武鉄道は昔から急行と通勤急行と快速みたいな複数種類の速達電車を作って

それを千鳥で停車させて利便性を図っている。

新宿線は廃止されちゃったけど池袋線には残っている。

急行 池袋・石神井公園・ひばりが丘・所沢
通急 池袋・石神井公園大泉学園保谷・東久留米・所沢
快速 池袋・練馬・石神井公園・ひばりが丘・東久留米・清瀬・秋津・所沢
通準 池袋・練馬・大泉学園保谷・ひばりが丘・東久留米・清瀬・秋津・所沢
準急 池袋・練馬・石神井公園大泉学園保谷・ひばりが丘・東久留米・清瀬・秋津・所沢

石神井公園で見ると、急行より遅いはずの通勤準急が通過している。

これをやると、急行だけに乗客が集中するのが避けられるけど

結果として2~3分間隔で常に電車が通過して行くことになるんですよ。)

特に駅の近くの踏切は、その駅を通過する電車に対しては退避時間を長めにとるので

「あー西武の踏切長げー」というイメージが作られたのでしょう。

 

また今は税金使って高架工事を行えるようになったので

池袋線を含め随分立体交差が増えた。

新宿線西武鉄道内でも池袋線に比べてサブ的な位置になってしまっているので

投資が進まないのが現状である。

(高架工事は税金使えても、小田急なんかは複々線工事は鉄道会社持ち)

 

あとは自転車の通れる自由通路がないのが痛いんだな。

ということで今はそんな中でも比較的待ち時間の短くなる踏切を探索中

新しい街はいろいろと面白いです。