僕は10代を2つの温泉街で過ごした。
これを云うと人に驚かれたりするのだが、
特に中高と過ごした家は温泉を引き込んでいて、
毎日源泉に入り放題だった。
そのせいかどうか、今でもお肌はつるつるである。
だから今もさらの湯に入ると物足りない感じがしてしょうがない。
入浴剤でもいいのだが、あのヌルっとした感覚を出すためには大量に入れないといけないので、
普段は重曹とクエン酸を混ぜて投げ入れている。
自家製の「花王バブ」というわけだ。
それでも恋しくなったときは関東近辺の日帰り温泉に出かけている。
去年の夏、冷房をガンガン効かせるのが嫌だったので草津温泉に10回以上行った。
折りたたみの自転車を担いで行って、帰りに山の上から下ってくるのは本当に気持ちがいい。
でも今の時期、草津はまだちょっと寒い。
ということで最近は湯河原温泉がお気に入りだ。
奥湯河原へ行く途中、駅から3キロぐらい登ったところにそこはある。
湯船しかない(笑)
温さは日によって若干違うがだいたい45℃くらい。
だからちょっと入って周りで休んでいる時間の方が長い。
これで200円。公衆浴場好きにはたまりません。
据え置きの石鹸・シャンプーはおろかドライヤも―ないから女子には勧められませんが。
温泉街には猫が多い。
ぼーっとしているのが許されているだろう。
桜も見事に満開でした。